M's Photo

オーメン

THE OMEN 



先日見た「ポセイドン」は、どうしていまさらリメイクされたのかわけがわかりませんでしたが、この「オーメン」は実にわかりやすい!2006年6月6日のためにリメイクされた映画ですよね。1000年に1度の6が3つ並ぶ日です。この日に全世界同時公開するためにリメイクされたのでしょうから、この日に映画館に見にいかなくちゃ意味がないでしょ〜、というわけで、2006年6月6日、ウチコミ(公開初日の第1回目の上映)を見てきました。平日の午前中だというのに、席は8割がた埋まっていて、さすが有名な「オーメン」だなあと思いました。またまた、レビューアップが大幅に遅れてしまい、ごめんなさい〜(>_<)

新約聖書の最後にある「ヨハネの黙示録」の第13章8節に「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は666である」と書かれています。ホラーの古典「オーメン」の出所がここであることは間違いありませんよね。「ヨハネの黙示録」はシュールで難解なので、想像力をかきたてられ、創作意欲もわいてくるのでしょう。ほんとに不思議な文書です。

偶然、監督さんのインタビューをテレビで見ました。「この映画を作った意図は?」という質問に対して、ジョン・ムーア監督は「この世で一番怖いのは、モンスター等ではなく人間である、ということを伝えたかった」と答えていました。なるほどなあと思いましたが、それにしては、ダミアン役の男の子、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリックがアヤシすぎます。つまり、雰囲気がいかにも不気味な感じなんですね。もっとギャップがないと効果は薄れてしまうと思います。純真無垢で天使のような姿をしているのに中身は極悪の悪魔、という風にしたほうがずっといいですよ。ちょっと人選ミスですね。

リメイクの方法にもいろいろありますけれど、この「オーメン」はオリジナルのストーリーや設定をほとんど変えていません。殺される方法が多少変わっていましたが、どうせ周到するなら、方法も同じにして欲しかったな、とちょっと思いました。あと二点、残念だったのは、まず、有名な俳優さん・女優さんが出ていないことです。オリジナルのグレゴリー・ペックのように、せめて主人公の父親役には、もう少し有名どころの俳優さんを起用して欲しかったですねえ。リーヴ・シュレイバーが大根とは言いませんけれど、やっぱり知名度が低いのでインパクトは薄いです。そして、「アヴェ・サンターニ」を聞けなかったことも残念!「オーメン」と言ったらやっぱりこの不気味な音楽がないと、どうも臨場感がありません(笑)

オリジナルを見ていない人は、それなりに怖い思いができていいと思います。比較のために見ると、物足りなさを感じるかもしれないですね。私はどうだったかと言いますと、これがけっこう好きだったんですよ。なにしろ、オカルトホラーが大好きなものですから(;^^)ヘ.. 続編もリメイクされるのでしたら、ぜひともまた見たいものです(^^) ★★★★

2006年アメリカ
ジョン・ムーア監督
[PR]

by momorosebanana | 2006-06-28 09:38
<< ウルトラヴァイオレット サイレントヒル >>